私たちの細胞は再生可能な資源です。細胞は常に生死のサイクルを繰り返します。そのために体内のすべてのシステムにおいて理想的な変換と適応が起こり続けるよう、健康的な環境を保つのは自分次第と言えるのです。あなたには体内のエコシステムを司る、クルーズシップのディレクターのような 役割があるのです。体は適応し、ストレスに反応します。ストレスに適応して強くなるか、又は機能障害を起こすかー?きょうどう生きているかが健康な明日につながるわけですが、日々の暮らしの蓄積が7年に一度、つまり体内すべての細胞が再生し、新しい細胞に取って代わるタイミングに、結果として現れます。ご自身の健康を改善させるか、又は破壊するかは、あなた自身のセルフケアへのコミットメントにかかってくるのです。筋膜繊維とコラーゲンは、約2年おきに再生されます。つまり、ロールモデルメソッドを使って2年後にご自分を内側から、外側から改造することも可能なのです。あなたにはご自分の組織が何年もかけて吸収した緊張、好ましくない生活習慣、瘢痕組織を解きほぐす力があります。このテクニックとツールを使ってご自身を改革し、理想的な適応が体に起こるように仕向けることが可能なのです。
骨と同じように筋膜も体にかかるストレスに反応し、密度、弛緩性を変えます。筋膜は細胞の数が少ないので、筋肉や血液細胞のように容易に修復、蘇生することができず、 時間が必要です。運動をした後、筋膜蘇生には48~72時間必要です。そのために2日間、重量挙げスクワットの自己新記録を出すために練習を続けるのは好ましくないのです。私たちの体内筋膜はその棚場のような正常な形状を取り戻すまでに、少なくとも48時間を必要とするからです。
「私たちの細胞は再生可能な資源です。」この言葉に救われました。私は子供の頃から股関節の硬さと痛みに悩まされて来ました。整体や鍼、ヨガ等良さそうなものは様々試して来ましたが、痛みから解放されることはなく、多くの人にそういう骨格だから仕方ないと言われ続けて来ました。しかしこのボールとメソッドに出会いそれは劇的に変化しました。ボールテクニックと体の使い方を教えて頂き、そして何より「私は必ず変われる」と信じさせてくれた事に本当に感謝しています。今では痛みのほとんどが軽減されヨガを自由に楽しんでいます。2年後の自分が楽しみです。
筋トレの3大要素『食事・運動・休息』が挙げられますが、傷ついた筋肉の回復にも24~48時間必要と習いました。 やはり筋繊維には血液が沢山通っているので筋膜よりも早いのですね☆ そして、モールモデルメソッドなり、ヨガなり、ストレス無く体をケアすることが相乗効果を生むのだなと再確認しました。
このブログで、初めて筋膜の蘇生時間を知りました。検索方法が下手なのか、他ではわからなかったので、勉強になりました。 筋膜繊維とコラーゲンの再生に約2年。2年先の自分に、より理想的な状態をプレゼント出来るかもしれないというのは、今学んでいることを実践してく上での励みになります。