ふくらはぎの筋肉を柔らかくすることで脚のむくみが改善され、痩身につながるばかりか、体調がグンと良くなるのをご存知でしたか?
下腿の裏側には2つのパワフルな筋肉があります。腓腹筋とヒラメ筋です。腓腹筋は表面に近く、左右2つの部分から成り立ち、膝からかかとまで。ラテン語の意味は「脚の胃袋」で、ランナーの下腿を見ると、プリプリのタラコのように2腹の盛り上がった、胃のような形がよくわかると思います。かたやヒラメ筋は腓腹筋の深部にあり、同じように膝からかかとまで続きます。大きな平べったい形で、ラテン語の意味は「サンダル」。
解剖学者によってはこの2つの筋肉をひとつとして考える人もいますが、それぞれが違った役割を持っています。腓腹筋はスピードの早い走る、ジャンプなどの動きに携わり、ヒラメ筋は私たちがまっすぐに立てるように力強く支えてくれます。(興味深いことに、犬など、ヒラメ筋がない動物も多いのです。馬に関しても、一度はあったけれど、進化の段階で退化してしまったようです。)
ヒラメ筋のもう一つの重要な役割は、下腿に降りてきた血液を心臓に送り返すポンプの役割をすること。重力の働きで、血液の70%は下腿に降りてくるため、心臓に押し戻す必要があるのです。これが、ヒラメ筋が“第2の心臓”と呼ばれる所以です。 座っているポジションですと、初めの30分で血流はなんと50%もダウンします。槇孝子さんの著書「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」では、外科医の故石川洋一先生が、点滴がうまく落ちない患者さんの、妙に冷たいふくらはぎをさすったら改善したのを見て、「これで血流を改善できたら、万病を防げる」と、メスを捨ててふくらはぎ一筋で多くの治療実績を残されました、とあります。
エコノミー症候群は飛行機のキャビンに長時間座ってることによって起こるため、この名前をつけられました。(実際にはエコノミークラスでもビジネスクラスでもさほど変わりありません。)座りっぱなしでいることで、下腿に血栓ができやすくなるのです。また酸素圧の変化によって、キャビン内の酸素圧と水分が激減します。ふくらはぎの筋肉が滞りなく機能するためには正しい酸素圧と保湿が必要なのです。そのため、飛行機で長時間旅行するときは水をたくさん飲んで(コーヒー、お茶、ビールではなくH2O-水です!)歩き回って下腿をストレッチするよう心がけましょう。
皆さんもふくらはぎを「フワフワしっとり」させて、いつまでも健康な若さを保ってくださいね。
ふくらはぎは第2の心臓だと言われ、ポンプの役割で古い血液を心臓に戻し新しい血液を足に送ってくれると言いのは誰でも耳にしていると思いますが、腓腹筋ではなくその奥に潜むヒラメ筋が主役だとは知りませんでした。恥ずかしながら新しい発見です。
腓腹筋とヒラメ筋の大きな違いに驚きました。 起止が違うだけではなく役割りも全然違っているのに人間の筋肉には全てに役割があるのだなと感じます。そして体は色々なところから繋がって出来ていることに感動です。
ふくらはぎセルフマッサージやってみたところ、下腿に血が酸素が流れ軽くなりました。浮腫んだ時は瞬間的に変化しそうです。また、スキンローリングのテクニックは心地よく足だけでく各部に使えそうですね
第2の心臓に値する、ふくらはぎ。 分かってはいるけど、マッサージがチョット億劫でした。 セラピーボールを手にしてから、テレビを見ながらコロコロ。 アロマの香りやお香に包まれた空間でコロコロ。 気づけば、脚がほっそり! どんだけ自分の脚が浮腫んでいたかと言うことを思い知らせれました。 更に、ふくらはぎをリリースしたら、前屈がラクに出来ました。 身を以て感じると、もぅ怠れないと言う今日この頃です。
腓腹筋、ヒラメ筋の位置や、作用は分かっているつもりでしたが、、第二の心臓と呼ばれる所以は、わかりませんでした。 これからもYTUボールでふくらはぎを緩めていきたいです。
腓腹筋とヒラメ筋の役割についてありがとうございます。 昔から子持ちししゃもふくらはぎで、悩んでいたことがあります。 また座りっぱなしの弊害の恐ろしさを知りました。 お水を飲む、ボールでほぐす、動かす、今からでも心がけてふわふわに保ちたいと思います。